2023/01/24

女性にとって肌トラブルは天敵です。その肌トラブルの中に「シミ」があります。肌が黒ずんでしまうシミの原因は何なのでしょうか。その原因は「メラニン色素」です。
通常、私達の肌が何かしらの刺激を受けた際に、その刺激から肌内部の組織を守るために創りだされるのがメラニン色素なのです。日焼けの原因であるメラニン色素は悪者扱いされやすいのですが、実は肌の防御プログラムの一環なのです。では、どうしてその防御方法が肌トラブルの原因になるのでしょうか。それは、肌のターンオーバー、言い換えれば肌のつくり代わりに異常が発生していることが原因なのです。
メラニン色素によって黒くなった肌は、新しい角質が古い角質を押し上げることで徐々にメラニン色素によって黒くなった肌を外側に押し上げ、最終的には剥がれ落ちていきます。しかし、何らかの原因でこの仕組が滞ってしまうと、メラニン色素によって黒くなった部分がいつまでも居座ってしまい、それが沈着してしまうことでシミになるのです。その対策として有効なのは、肌の代謝を促進してターンオーバーを正常に機能させることです。また、肌のターンオーバーを狂わせている原因を特定して、それを排除することも重要です。
ターンオーバーさえ正常に機能していれば、いつかは古い角質となって肌から離れていきます。シミは早めに対処しないと色素沈着を起こしやすくなります。また、原因となる紫外線などの刺激を受けないことも重要です。