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シミ治療の使用する医薬品の塗り薬とは?

time 2022/10/12

シミ治療の使用する医薬品の塗り薬とは?

近年、皮膚科でシミ治療を受ける女性が増えていますが、その中でも、手軽にできてリスクも小さいことから人気が高まっているのが、シミ改善効果が高い医薬品の塗り薬を使用する方法です。現在行われている皮膚科のシミ治療では、主に、トレチノイン軟膏とハイドロキノン軟膏の2種類の医薬品の塗り薬が使用されています。トレチノインとは血液中にもわずかに存在するビタミンA誘導体(レチノール)ことですが、これを塗ることで皮膚の表皮細胞の分裂を促すとともに、皮膚の真皮層にある線維芽細胞の働きを活発にしてコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など産生を促進する作用があります。また、トレチノインには古い角質を剥がす作用もあるので、これらの相乗効果で皮膚の生まれ変わりを促進させ、古い細胞とともに肌の奥のメラニンをどんどん外側に押し出して排出を促す効果が期待できます。

一方、ハイドロキノンは、メラニンをつくる酵素であるチロシナーゼを阻害することでメラノサイトという細胞に働き弱めてメラニンがつくられるのを抑制するとともに、酸化して茶色くなったメラニンから酸素を奪って色素を薄くする作用があるので、シミの予防効果と漂白効果が期待できる成分といえます。このように、2つの塗り薬はそれぞれ異なるアプローチでシミ予防・改善する効果が期待できるので、皮膚科の治療ではこの2つを併用するのが一般的です。なお、これらの塗り薬は厚生労働省によって医薬品としての使用が認められた安全性の高いものですが、使用中には紫外線の刺激に弱くなったり、肌が乾燥しやすくなったりするため、UV対策や保湿などの肌ケアを徹底することが大切です。

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