2023/01/24

シミはメラニン色素が肌に沈着してできる薄黒い斑点のことです。シミができる原因はいくつかありますが、一番知られているのは紫外線です。その他にも、ストレスや生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの乱れや加齢などが原因にあげられます。シミは大きく分けて4つの種類があります。
肝班・スポット班・そばかす・肌の老化によるもの、この4種類です。一般的にシミといわれている多くは肝班にあたります。紫外線を浴びると、色素形成細胞(メラノサイト)が刺激を受けます。刺激を受けたことによりメラニン色素を作り出し、紫外線の害から肌を守るために黒くなります。
これがシミとなります。そばかすは、年齢問わず子供でも大人でもできます。メラニン色素ではなく、メラノサイトそのものが変質してできるもので、これも紫外線などの影響を受けたことが原因です。顔だけでなく、手足などの体にも表れることがあります。
スポット班は主に高齢者の方に多くみられますが、肌の老化によるものは若い方でもできてしまう場合があります。乾燥していたり、生活習慣が乱れていたり、ニキビなどの肌トラブルが多かったりすると、自然と肌が老化してしまいます。睡眠不足やストレスも老化の原因になっています。このように、種類がいくつかあるので、自分はどれにあてはまるのかをまず知ることが大切です。
そして、それに合った対策や予防をしていくことが大事です。スキンケアはもちろん、食事の改善や生活リズムの改善も予防につながります。肌のために、できることから始めていきましょう。