日本にはアメリカから伝わった母の日、その起源とは

5月の第2日曜日は母の日、お母さんにカーネーションを贈り、日頃の感謝の気持ちを伝える日です。
この習慣は世界各国にありますが、日本にはアメリカから伝えられました。

1907年5月12日、アメリカのアンナ・ジャービスという女性が、母であるアン・ジャービスの追悼式をおこないます。このときに母が好きだった1箱の白いカーネーションを送ったのが、アメリカの母の日の起源とされているのです。

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アンナの母親のアン・ジャービスは、とても活動的でダイナミックな女性でした。
11人から13人の子どもを産みますが、はしかや腸チフスなどの病気で亡くなり、成人したのはわずか4人だったのです。


ミセス・ジャービスは子どもの死亡数を減らすことを目的にコミュニティを組織し、各家庭に衛生と健康の教育をするなどの公衆衛生運動をおこないます。
南北戦争中には、敵味方と問わずに負傷兵の衛生状態を改善する「母の仕事の日」活動で地域の女性を結束させるのです。



アンナの母への強い感謝の想いは、多くの人々の共感を集めます。
1908年5月10日にミセス・ジャービスの追悼式が行われた教会で、最初の母の日を催されます。このときアンナは参加者に白いカーネーションを手渡したことから、この花がシンボルになったのです。
母の日は1914年にアメリカの記念日として定められ、母が健在であれば赤、母を失った者は白を胸につけて母への感謝の気持ちをあらわします。



日本に伝わったのは大正時代、当時の青山学院教授のアレクサンダー女史とされています。

戦後に5月の第2日曜日と定められ、昭和37年にお菓子メーカーが「母を讃える会」を設立し日本全国に普及させたことから国民的な行事として母の日は定着することになるのです。